連絡先03-3234-1816 お問い合わせメール

雇用契約トラブル/社会保険未加入

●募集広告と実際の労働条件が違う!雇用(労働)契約書が発行されていない!
Q.「ハローワークの募集を見て入社したが、実際働き出したら募集に書かれていた条件と違う」という相談も増えて来ています。

会社が労働者を雇う場合重要な6項目
①契約期間、
②期間の定めがある場合は更新の基準、
③仕事の場所、内容、
④始業、就業時間、休日・休暇、交代制の場合ローテーション、
⑤賃金額、締め日、支払日、
⑥退職、
については書面で明示し交付しなければなりません。

労働(雇用)契約書を発行せず口頭で済ませてしまう会社も多いのですが、後のトラブル防止のためにも労働契約書は結んでおく必要が有ります。

相談者の場合はハローワークの募集書面を大切に保管していたのでその募集書面を基に会社と交渉し入社に遡って賃金の是正を勝ち取ることができました。

●社会保険に入れてくれない
@パートだから社会保険に入れてもらえないと諦めてはいけません。
週の所定労働時間や1ヶ月の勤務日数が通常の労働者の概ね4分の3であれば社会保険の加入対象となります。
また、週20時間以上であれば雇用保険の加入対象となります。
一度ご自分の勤務実態を調べて相談に訪れてください。

社会保険(健康保険)と国民健康保険の大きな違いは、病気や怪我で休職したときに手当の受給が出来るか出来ないかです。

社会保険(健康保険)は会社が保険料の半分を負担します。会社が保険料負担をいやがって請負契約と偽るケースが増えています。おかしいなと感じたら相談してください。

なお、健康保険と雇用保険の加入要件が違います。雇用保険には加入できるが健康保険には加入できないというケースもあります。詳しく知りたい方は、健康保険は年金事務所、雇用医保険はハローワークに問い合わせてください。

全労働者組合ホームページ